子どものモノは親じゃなくても作れる人が作ればいい! 依頼主も作り手もハッピーな「手作りオーダー」の仕組み

学校や習い事などで「サイズ指定のバッグ」や「ケース」が必要になること、ありませんか? でもちょうどいいサイズは近くに売ってないし、自分で作ることも難しい……。そんな時は便利な「手作りオーダー」がおすすめ。ハンドメイドマーケットでオーダーをすれば、手作りが好きな人(クリエイター)が依頼を受け取り、作ってほしい人(あなた)がほしいものを形にできるという双方にプラスの関係でお気に入りのアイテムを作ることができます。

「そもそもオーダーってどうやるの? あんまり時間もないし、手間かかりそう……」
そんなあなたのために、実際に子ども用品のオーダー販売を行っているクリエイターさんにオーダーの流れややり取りのコツを教えていただきました。

ロアさん

PROFILE
ミシン歴11年、二人の子どもたちの洋服はほとんど手作りしているという「ロア」さん。花屋での経験を活かし、通園通学グッズのオーダー制作を中心にこれまでに400点以上のアイテムがSOLD OUT。使い勝手も考えられた作品が小学生のお母さんたちに大人気! 作品ギャラリー:https://tetote-market.jp/creator/sanpaulo/

オーダーメイド注文の基本的な流れ

オーダーメイドの流れ | ハンドメイドで、はじめてのオーダーメイド

オーダーメイド注文の流れ

1.サイトで気になったクリエイターに、オーダーが可能かメッセージで相談する
2.可能という返事を受け取ったら、生地やサイズなどの詳細をメッセージで相談する(生地の見本写真や仕上がり案、見積り金額がクリエイターから提示される)
3.オーダー内容が決まったら注文用ページを受け取り、購入手続きをする
4.作品完成後、指定のお届け先へ配送
5.内容を確認し、取引評価をする

 クリエイターとサイズなどの相談をしたあとは入金、制作、発送という流れです。依頼者からすると、クリエイターとデザインやサイズの具体的な相談がイメージ通りに伝わるのかちょっと難しそうですが……。クリエイターは、依頼者とどんなやりとりをしているのでしょうか。

イメージしやすい依頼の仕方って?

── メッセージのやりとりだけで、希望がちゃんと伝わるのでしょうか?
ロアさん(以下敬称略):はい、伝わります。まず、依頼者から希望のサイズやデザインを聞きます。その際、幼稚園や小学校から配布されるサイズ表を写真に撮って送ってもらうと、こちらもイメージがしやすくなりますね。ある程度決まったら、こちらから生地の確認写真を送ったり、バッグのサイズや持ち手の長さなどを書いた図面をお送りし、OKが出てから制作に入ります。

ロアさん オーダー図面

── オーダーから完成まで、だいぶ日数がかかりそうですね。1カ月とかでしょうか?
ロア:私の場合は、オーダーをいただいてから1週間以内に発送できるように心がけています。制作に入る前に納期をお知らせしてから、作業に入るようにしています。

── 完成が速い……! これはお母さんもうれしいですね。

ヒントは小学生の息子! お母さん目線のアイデアがいっぱい

── ロアさんは宇宙柄の男の子用グッズをたくさん出品されていますが、これはご自身のアイデアなんですか?
ロア:小学校低学年の息子が、宇宙柄が学校ではやっているというので、作るようになりました。キャラクターものだとそのうち飽きてしまうし、かといってシンプルすぎるとおもしろくない。宇宙柄なら高学年になっても飽きずに使える! と、購入された方からも評判がいいんですよ。

ロアさんの作品

── ほかにも、母目線のアイデアがたくさんありそうですね。
ロア:ふたなし持ち手つきの防災頭巾カバーは、バッグとして使うときにも型崩れしにくく、あまりお店では売っていないので好評ですね。レッスンバッグは、低学年だと持ち手が長すぎてバッグを引きずってしまうことがあるので、短めに作っています。男の子はバッグをぶんぶん振り回すので、持ち手の継ぎ目を補強したり生地を厚めにしたりと、息子が使っているのを見て色々工夫しています。小学校卒業まで6年間使ってもらえたらうれしいですね。

冬場のオーダーメイドがひと段落して、これからの季節に向けてはプールバッグや保冷ランチバッグを制作しています。プールバッグは、プールカードがぬれないように専用ポケットをつけたり、中身が飛び出さないようにマグネットボタンをつけたりしました。

私はみんなのお母さん! 作れる人が作ればいい

お母さんのなかには、「子どものものは親が作るべき」、「人に頼むのは引け目を感じる」という方もいるかもしれません。特に幼稚園では、親が作るよう勧めているところも多いようです。オーダーメイドを受ける側のロアさんは、そのあたりどう感じているのでしょうか。

ロアさん

── 自分の子ども以外のお子さんにキッズ用品を作ること、抵抗感はありますか?
ロア:いや、私はまったくありません。今はミシンを持っている方もそう多くはありませんし、できる人が作ればいいんじゃないかと思うんですよ。私の場合は、自分の子どもがどんどん大きくなって作りたくても作るものがなくなってきたので、だれかの代わりに作ることがうれしいんです。「みんなのお母さん!」という気持ちで作っています。だから、引け目なくどんどんオーダーしてくださいね。

いかがでしたか? 実際にお子さんが使っている様子からヒントを得て子ども用品を制作しているロアさんは、ミシンで手作りをしている姿がとても楽しそうでした。お母さん目線のアイデアや工夫が詰まったオーダーアイテムを制作しているクリエイターさんは、まだまだたくさんいます。冬の入園入学グッズの制作がひと段落した今なら、夏に向けて余裕を持ってオーダーできそう。この機会にお気に入りのクリエイターを探してみてはいかがですか?

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